野球の肘の痛みの治し方、ストレッチやテーピングのやり方

野球の肘の痛みの原因や直し方ストレッチ、テーピングのやり方を紹介します。サポーター湿布でも治らない肘の内側が痛い時はどうすればいいのか?

野球肘の手術について

野球をしていると肘や肩の痛みとは切っても切れない関係にあります。
予防をしていてもならないという保証はどこにもないのです。
残念ながら野球肘と診断され、手術をしないと治らないケースも出てきます。


では手術はどんなことをしてどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
『手術費用ってどのくらいかかるのか?』
まず費用ですが、人それぞれによって症状が違うので病院に直接尋ねるのが一番確実です。


しかし大体の平均で行きますと入院が1カ月かかったとしてその費用は8万円程度です。
簡単に手術とは踏み切れない金額ではありますが、ずっと肘が曲がったままであったりいつまでも痛みから解放されないという苦しみを考えると必要な金額かもしれません。

f:id:baseball-birthday:20150622120755j:plain

 

野球肘の手術内容について


次に手術内容ですが、早期発見すればするほどその手術内容も簡単なものになり回復も早くなります。手術は全身麻酔で行います。肘の側方、または後方に6ミリ程度の切開部分を3、4か所作ります。


ここに細い間接鏡をいれ他の場所から手術道具を入れます。そしてテレビモニターに映る肘内部の映像を見ながら手術を行います。
関節鏡で内部をくまなく確認し、引っかかりや痛みの原因を切除したりします。
症状によって手術方法が変わるのですが、主に電気メスを使って異常滑膜を蒸散消去したり、離断性骨軟骨炎の時は損傷軟骨部分を綺麗にした後ドリルで数か所穴をあけ再生を促したりします。


また痛みの原因となる遊離体の摘出をする場合もあります。
どの手術も術後の経過はこの方法をとれば痛みも傷口も小さいので目立ちません。
2〜3日は三角巾で腕の固定が必要ですがその後は大抵の場合はずすことができ、リハビリにという流れになります。


これで痛みから解放されるのですから、ひどい場合は手術をしたほうが後遺症も残らずいいのかもしれません。