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野球の肘の痛みの治し方、ストレッチやテーピングのやり方

野球の肘の痛みの原因や直し方ストレッチ、テーピングのやり方を紹介します。サポーター湿布でも治らない肘の内側が痛い時はどうすればいいのか?

野球肘の痛みの種類と症状 (学童、少年野球まとめ版)

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シーズンまっ盛りで、熱中症等のケアと同時に、皆さん、肘、肩等の故障も多くなる季節だと思いますので、いあっまで書いたことをまとめとして書かせていただきました

「野球肘」と呼ばれるほど、野球において肘の故障はつきものになってしまいます。特に子供のころは、まだ骨が成長期にさしかかって柔らかい状態なので、間違った使い方や酷使により傷みやすくなってしまいます。


だからこそ、少年野球の頃から本人はもちろん周りの大人も正しい知識を持ち、注意深く見てあげなければなりません。
肘の故障にはどんな種類や症状があるのか、またどのように対策をしていけばよいのか見ていきましょう。

 

野球肘には主に、「内側型」と「外側型」に分けられます。まずは「内側型」から説明していきます。内側障害と呼ばれるもので、肘の内側の骨に対して付いている筋肉や腱に柔軟性がなくなることで、衝撃に対しての緩和力が落ちていくことで起きる痛みです。


これは日々のストレッチ不足や、投球フォームによって引き起こされることがほとんどです。言いかえれば、それらをきっちりと行っていれば対策はできるのです。

 

例えば、フォームに関して言うと、ボールを投げる時に、手首の位置が必要以上に内側に入ってしまうと、実際に球をリリースする時に、手首を手のひら側に返す動作となってしまいます。これが肘を痛めやすい原因とされております。


対策としては、手首の位置を45度以上内側に入れないようにするようにしましょう。肘を痛めてしまう人のほとんどは90度ぐらいまで使っていると言われております。普段からボールの握り方とリリースの仕方を意識しながらキャッチボールする必要があります。

 

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次に「外側型」についてです。外側というのは投球動作の中で上側になる肘の部分のことを言います。ここの痛みは俗に「離断性骨軟骨炎」と呼ばれており、投げる時に関節同士がぶつかってしまうことで軟骨が損傷してしまう状態になります。


初期の状態では、軟骨が壊死しかけている状態で違和感を感じる程度ですが、中期になると軟骨に亀裂が入ったりします。そうすると肘の曲げ伸ばしも困難になります。そして末期状態では、軟骨が剥がれ落ちてしまい、肘を動かすこともままならず、激しい痛みが伴います。この末期の状態を、「関節ネズミ」と呼んでおります。


特に小学生の時期に発症しやすいため早い段階で対処する必要があります。「内側型」はそこまで重症だけではないため、日々の対策や自分自身でケアするだけでほとんど対策できます。ただ、「外側型」が放置すると骨が変形したり、日常生活に支障をきたすこともあるので、場合によっては手術も考えなければなりません。


先ほども述べたように、少年野球においてとりわけ投手に起こりやすい障害の代表が肘の痛みです。過剰な投球や無理なフォームにより、関節組織に損傷が怒り、骨折などの症状につながります。

また中学生になると、成長に入るため、骨の成長が肘への負担となり、その状態で練習を続けると骨の変形などになってしまうこともあります。

だからこそ、日々日常生活の中での対策とケアが重要となってくるのです。まずは意識を持つ事から始めましょう。試合や練習で球数を多く投げたり強く投げた時だけではなく、軽いキャッチボールでも肘に違和感がないかどうかを確認することが大切です。

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野球肘の自己判断は禁物、意外と悪くなっていることも。。。。

自分がたいしたことがないとおもっていても、組織が損傷していることもあるのです。


違和感がないかどうか確認する方法としては、肘の関節の稼働域が正常かどうかを見分けるやり方があります。両手をしっかりと伸ばし、そこから肘がしっかりと曲がるかどうか左右両方で確認しましょう。またストレッチをしながら肘を揉むなどして、痛みがないかどうかも日々チェックを怠らないようにしてください。


では実際に痛みが生じた時はどうすればよいのでしょうか。まずはアイシングです。患部をしっかりと冷やすことで組織の炎症を和らげることができます。このアイシングはスピードが命です。痛いと感じたあとはすぐに行いましょう。目安としては10分~20分続けることが必要です。


その後に、テーピングやサポーターなどで肘を保護し、外部からの衝撃を受けないようにしましょう。あまり強く締めすぎたり固定しすぎると骨に影響を与えることがあるため、避けてください。

 

そして症状が安定し始めたら、ストレッチによるリハビリを始めます。関節と筋肉に柔軟性を持たせることにより、炎症を和らげて症状の回復を早めることができます。投球練習はリハビリを始めてから1カ月間は避けた方がいいです。もし行うとしても軽いキャッチボール程度にし、あくまで投球するのに痛みは感じないか確かめる程度にしましょう。そして痛みを完全に感じなくなったら、あらためて通常の練習に戻るようにしてください。


もし自分自身のケアだけでは症状が改善しない場合は、スポーツの専門医に相談しましょう。


少年野球は、主に野球を始めるきっかけであり、これからの野球人生にスタートです。ここで体のケアの重要性を教えること、そして無理をしないことで、長く野球人生を続けることができるのです。


だからこそ、親御さん、そしてコーチや監督の人は、しっかりとお子さまを観察し、異常が起きていないか、無理をしていないか見る必要があります。目先の事にとらわれず、その子の今度の人生を長期的に見てあげることが大切になってきます。