野球肘はピッチャーの方に付き物の症状です。骨折や靭帯の損傷などが原因で、肘の内側や外側が痛んでしまう症状であり、投球に大きく関わってきます。どうして損傷してしまうか、それは状況によって異なっており、まず考えられるのは投球数が嵩むことです。
遊びで楽しむ程度ならばそこまで酷い状態になることはあまりありませんが、部活に入って試合に登板するならば全力で投球を行うこととなります。勿論、全力での投球自体は悪くはありませんが、肉体の限界を超えてしまうと損傷に繋がるので、注意が必要です。
一方で、それほど本気で投げているわけではないのに野球肘になってしまうこともあり、この場合に考えられるのは準備不足となります。
運動の場合はアキレス腱をしっかり伸ばすなどのウォームアップが必要ですが、実際にはこのウォームアップやストレッチを適当にしてしまう方も珍しくはありません。また、本人は真面目にしっかりとやっているつもりでも、あまり筋肉が伸びていないのでウォームアップとしては失敗しているケースもあります。
怪我を防ぎたいならば、90秒くらいは伸ばす必要があるものの、痛みを感じてしまう程に伸ばすのは問題です。運動前のウォームアップがが重要なのは勿論として、普段から筋肉を伸ばしていくことも重要となっています。
ピッチャーとして活躍しているならば、まず大事にしたいのは肘や肩といった投球に関わる部位や、投球を支える足です。
これらの箇所は練習がない日であってもしっかりとストレッチを行って、柔軟性を高めておくと良いでしょう。肘の痛みを防ぐ場合に重要なのは指であり、肘を伸ばしてから指を曲げることで肘の周囲の筋肉を伸ばすことが出来ます。
肘を伸ばして、指を下にした状態で負荷をかけていくのですが、手の向きで負荷を与える箇所を変えることが可能です。
手のひらを前に突き出した状態で指を肘の方へ曲げていった場合は、肘の内側を伸ばせます。逆に、手の甲を前に突き出した状態で同様に指を曲げた場合には肘の外側を伸ばせるので、この2つは必ず行っておきたい動作です。
ちょうど、良いサイトがありましたので掲載させていただきます。とても丁寧に説明されていますね!
ストレッチは野球をやる上で欠かせませんが、間違ったやり方の場合は逆効果となってしまいます。息を止めて筋肉を伸ばしていく、反動を付けて筋肉を伸ばしていくのは典型的な失敗例です。これらの方法を使うと逆に筋肉を痛めてしまう可能性があり、息を吐きながら反動を付けずに伸ばしていくのが正しいやり方となっています。
ストレッチは野球をやる上で欠かせませんが、間違ったやり方の場合は逆効果となってしまいます。息を止めて筋肉を伸ばしていく、反動を付けて筋肉を伸ばしていくのは典型的な失敗例です。
これらの方法を使うと逆に筋肉を痛めてしまう可能性があり、息を吐きながら反動を付けずに伸ばしていくのが正しいやり方となっています。