野球の肘の痛みの治し方、ストレッチやテーピングのやり方

野球の肘の痛みの原因や直し方ストレッチ、テーピングのやり方を紹介します。サポーター湿布でも治らない肘の内側が痛い時はどうすればいいのか?

初めに!野球、スポーツの肘の痛みは放っておくと。。。私の反省から

こんにちは!肘の痛み。。若い頃に私も草野球、テニスで肘に痛みを感じたのですが、若い頃ですからそのまま、放ってプレーを続けていました。確かに初めの頃は競技を休んでいればそのうち、痛みは取れて以前のようにプレーできるようになりました。

 

ところが20代の終わりにさしかかり、肘に強い痛みを覚え競技を休んだのですが、なかなか痛みが引きません、整形外科に通い治療をして痛みが引いたのですが、とうとう肘の関節が180度伸びなくなってしまいました。

肘が伸びないというのは、曲がらないより良いのですが、腕立て伏せはとか腕を均等に伸ばすことが出来なくなるのでいろいろなトレーニングをするのに非常に不便です。

 

もちろんそのような事態になったので、都内の何カ所かの整形外科を訪れました、当時(2000年頃)はヒザの専門家の先生はいたのですが残念ながら、肘、特にスポーツ障害の専門の医師は都内でもほとんど居なくなんと、3人のドクターに診断を仰ぎ3人とも全く違う診断になりました。

ほとんどの診断は、レントゲンのみでの診断され、肘の軟骨の摩耗、遊離軟骨なので直ぐに手術が必要(来週手術空いてますよ!って言われてビビりました)、約1週間の入院などなどでした。さすがのを私も不安に感じ、知り合いを通じアメリカの友人のスポーツ障害の医師に診てもらうことになりました。

そこではMRIでの診断で、もちろんアメリカでの保険は持っていないのでMRIの診断センターで日本円10万ほど払ったと思います。診断はボランティアでやっていただきました。(笑)

そこでの、診断は炎症を起こしているので消炎剤を大量に飲んでリハビリすれば良くなるとのことでした、しかし勧められた消炎剤(日本で手に入りやすいイブプロフェン等)の飲む量が半端ではなく、怖くなって中止しました。

 

それから10年くらい過ぎて、50代になり肘の曲がりもかっこが悪かったのと、たまに痛みがあったので、インターネットで探した都内の整形外科の診断を仰ぐ決心をいたしました。 10年以上経過して突然決心したのは、少し腕の伸びる角度が以前より制限されてきたからかもしれません。

 

そこではMRI から始まって種々の検査をしていただき、10数年の医療の進歩を感じました。もう日本でも一般人の肘の問題に関して日本での治療も安心して受けられると思います!(トップアスリートは分かりませんが。。)そこでの診断は、肘を伸ばすときに骨が収まる場所に以前の炎症によって骨の突起(とげ)が出来てしまい邪魔をしているので伸ばしきれないとのこと。治療法は関節鏡によって突起の除去、リハビリによって治る可能性ありとのことでした、しかし100%治るかは分からないので再手術も。。。。関節を全て開いての手術法もあるがもっと大変な手術になるとのことでした。

 

曲げる方にトラブルがある場合、日常生活に支障が出るので手術をおすすめしているが、もし、日常生活に支障ないのならご本人の判断です。。。。

。。。。そういう事で手術をする事は断念致しました。

 

現在の若いアスリートにはこんなつらい思いをさせたくないとこのブログを立ち上げました。あの時正しい処置をしていればこんな事にはなっていまかったのに。。。とのわたしの反省でもあります。

 

これはその時の私の肘の状態です(お医者様から頂いたCDからとった本物です)

素人が見ても分かりませんが。。

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最後に:

初めの診断から15年近くの開きがあるので、随分違う診断ですが、その当時のお医者様には当時のレベルのベストを尽くして頂いたのでそれは感謝しております。

YN