野球の肘の痛みの治し方、ストレッチやテーピングのやり方

野球の肘の痛みの原因や直し方ストレッチ、テーピングのやり方を紹介します。サポーター湿布でも治らない肘の内側が痛い時はどうすればいいのか?

軟式野球での野球肘

プロ野球、そして甲子園など全国的な人気を誇っているものは硬式野球です。しかし、軟式野球も大会などが盛んに開催されており、体への悪影響が少ないのが大きなメリットとなっています。

f:id:baseball-birthday:20150820123655j:plain

 

軟式野球のボールは軽く、特にピッチャーの場合は肘や肩に負担がかからずに済むので、怪我をすることは少なめです。小学生や中学生の時期から硬式野球に慣れておいた方が良いという意見もあるものの、体が完成されていない状態で硬式を扱う場合には野球肘を発症してしまう可能性が高めとなっています。

 

その為、お子様が野球をやりたいと希望した場合、まずは軟式からと勧める親御さんが大多数だと思います。勿論、軟式ならば怪我をする可能性がゼロというわけではなく、軽いボールを使っていても投球数が多くなれば怪我に繋がるので、注意は必要です。

将来的に甲子園に出場したい、プロになりたいと希望している場合にはいずれ硬式に切り替えなければいけませんが、まずは軟式から始めてみるのが一番良い方法だと思います。

 

中学からは塁間も違う!!

小学生と中学生の野球で最も大きな違いは塁間の距離であり、中学生の場合はおよそ27メートルと大人と変わらない距離でプレーを行わなければいけません。ピッチャーの肩や肘に負担がかかりやすく、野手であっても投球で躓いてしまう可能性があります。

 

仮に中学の時点で野球肘などの大きな故障をしてしまえば高校以降に活躍するのは難しく、無理をせずに軟式で鍛えるのも手です。

 

もっとも、高校では大会までの期間があまりないことから即戦力が求められやすいので、硬式野球の出身者が優遇される傾向にあるおは間違いありません。この辺りの判断は難しいものの、基本的には怪我をなるべく避けるという方針で良いでしょう。