野球の肘の痛みの治し方、ストレッチやテーピングのやり方

野球の肘の痛みの原因や直し方ストレッチ、テーピングのやり方を紹介します。サポーター湿布でも治らない肘の内側が痛い時はどうすればいいのか?

野球肘のセルフケアー法

日本シリーズも終わり、秋の大会はありますが2015年の野球シーズンも終わりを迎えています。

今シーズンに肘を酷使して、痛みがある人、違和感が残っている選手には専門家に診察をお願いするのが一番と言ってきましたが、これからのトレーニングシーズンにセルフケアをすることによって、来シーズンまでに肘の疲れをとり来シーズンの厳しい戦いに備えましょう!!

 

また、冬は筋トレに機会も多くなるのでとくにリハビリとかに通う時間のない人は毎日の自分でのケアはとても大切になります。

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おすすめのケア

1.ストレッチをしっかり行う

特に寒くなってくると、末端は血行が悪くなります、そのため練習後、お風呂の後には必ずストレッチを行ってください。

 

2. 湯船にしっかりとつかる。熱いお湯でなくても15分位は疲れる温度で入ってください。もちろん、肘とか肩とか気になる部分はお湯の中に入れてください。

体が温まる入浴剤も良いかもしれません。

 

3. 練習の後にはアイシングを行う。

これも15分くらいアイシンのバックをタオルなどに包んで行ってください。しかし、あまり長すぎるのも血行が悪くなりますので、ほどほどに。

 

4. 気になる部位は、お風呂の時に3分間冷やし3分間温めるのを何回か繰り返し肘、肩などに刺激を与える。これは、温冷交代浴という名前が付いており効果が実証されています。

 温冷交代浴は、温浴の効果冷水浴のアイシング効果をうまく取り入れた入浴方法です。温浴による血管拡張作用で血行増進効果、また、水風呂での冷水浴によるアイシングの効果で血管収縮。この2つの作用を交互に繰り返すことで、血管のポンプ作用を促進させることができます。これにより、血流が良くなり乳酸や老廃物等の疲労物質を早く除去することができます。また、慢性的な怪我にも効果的です。

是非試してみてください。

 

ZETT(ゼット) 肘 膝 足首 アイシング サポーター C-ing15 AIC2600

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キャッチャーが野球肘になった場合の注意点

野球の試合中に、一番ボールを投げているのはピッチャーですが、実はキャッチャーも同じくらい投げています。

ピッチャーが投球すれば、打球が飛んだ場合を除いて、必ず返球しています。
また、盗塁の際には、2塁や3塁への送球もあります。そのため、想像以上に、肩や肘に負担がかかっているのです。

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では、もし野球肘になってしまったら、どのような対処をすれば良いのでしょうか。

まずは、スポーツの出来たら野球肘の専門の整形外科を探して受けるようにしてください。普通の整形外科では対応できない場合もあります。


骨や筋肉の状態をしっかり診てもらうことが先決です。

異常が見られなければ安心ですが、それでも肘の使い方には気をつける必要があります。

 

チームの監督、コーチは?

チームに複数のキャッチャーがいる場合は問題ないのですが、学童、少年、高校野球までは本当に信頼できる選手はおそらく1人でしょう。

チームとしてできることは、2人目のキャッチャーを育てるということです。そうすれば、ある程度、負担は軽減されます。

 

また、.野球肘になってしまう選手は、投げ方に問題がある場合が多いです。
上半身だけで投げようとすると、どうしても負担がかかります。


これはピッチャーや野手にも言えることなのですが、下半身を上手く使って投げることが怪我をしないコツなのです。


いわゆる手投げになってしまうと、故障のリスクが高くなります。

キャッチャーは試合中、相手チームの盗塁の際に、2塁や3塁に送球することが何度もあります。
ピッチャーに返球する以上に手投げになるので、より負担がかかるものです、手投げではなく、下半身を使って、さらにスナップをうまく利用して投げることが大事になります。この投げ方さえできれば、結果的に怪我をしにくくなり、また盗塁阻止率も上がるでしょう。

 

なんとしても盗塁を阻止したいと思っても、手投げでは早い送球ができませんので、ランナーをアウトにすることが難しくなります。


ですから、練習の時は、多く投げて怪我をする要因を作ってしまうよりも、送球するまでのスピードをいかにして上げるかを訓練した方が良いでしょう!

 

実際、いくら肩が強くても、盗塁阻止率の低い選手もいます。逆に、肩が弱いにも関わらず、阻止率が高い選手もいるのです。

.野球肘になってしまった場合も、また、野球肘にならないようにするためにも、投球フォームの改善が必要と言えるでしょう。

 

野球をされているお医者様とのネットワークも出来上がっている地区もあるようです。

高校野球などでは少しづつ出来上がっているようですが、学童や少年もこのようなネットワークが出来上がって欲しいですね!

野球障害ケア新潟ネットワーク